AI導入の教科書

AI導入支援とは何をしてくれるのか|中小企業が最初の2週間でやること

「AIで効率化を」と言われたものの、どの仕事から手をつけるか決められない。この記事では、AI導入支援に何を頼めて、いくらかかり、どこでつまずきやすいのかをまとめます。

書いているのは、KSKパートナーズ株式会社です。中小企業のAIコンサルティング会社(AI導入の診断・研修・顧問・開発)です。料金をすべて公開し、ご相談を受けてきた立場からお伝えします。

結論:最初に頼むべきは「どの仕事にAIが効くか」を決めることです

AI導入支援で頼めることは、大きく四つです。どの業務にAIが効くかの特定、社員の研修、毎月の相談役、仕組みの開発。

中小企業が最初に頼むなら、一つ目の「特定」です。ここが決まらないまま研修やツール選びに進むと、使われないまま費用だけが残りがちです。

AI導入支援では、何を頼めるのか

頼める仕事は「使う支援」と「作る支援」に分かれます。社員がAIを使いこなすための支援と、御社の業務に合わせてAIの仕組みを作る支援です。

当社の場合、四つのサービスを次のように分けています。

支援何をするか当社の料金(税別)
診断(AIコンサルティング)業務20〜30件を書き出し、AIが効く3件に絞るAI活用ライト診断 2週間・15万円
研修受講の前後で業務3件の所要時間を測る初期30万円+月5万円(10ID込・12か月)
顧問次に取り組む仕事を毎月一緒に決める月10万円/20万円/40万円(最低3か月)
開発定型作業をAIエージェントに渡す仕組みを作るPoC 100万円から(2〜3か月が目安)

全部を頼む必要はありません。診断だけで終える会社もあります。

費用と期間は、どれくらいかかるのか

入口の診断なら、2週間・15万円です。そこから先は、診断で決まった業務に合わせて、研修・顧問・開発のうち要るものだけを選びます。

開発まで進む場合は、規模で幅が出ます。当社の目安は、単機能の小規模開発で50〜300万円。複数部門にまたがる業務システムなら300〜1,000万円です。

補助金を使える場合もあります。デジタル化・AI導入補助金2026では、対象のITツール導入とあわせて申請する場合に、導入・活用コンサルティング費が補助対象経費に含まれることがあります(補助率2分の1以内。2026年9月29日時点の公式サイトの記載)。使えるかどうかは、初回の相談で確認します。採択は審査で決まり、当社が支給を保証することはありません。

中小企業での使いどころ:最初の2週間でやること

最初の2週間は、業務を並べて、効く順に絞るだけです。本番のシステムには接続しないので、情報システム部門の承認を待たずに始められます。

当社の診断では、次の順で進めます。

  1. ヒアリング(1週目): 経営者と現場責任者に、60分ずつお話を聞きます。
  2. 棚卸し(1週目): 現場の方に業務20〜30件を書き出してもらいます。記入は1人30分ほどです。
  3. 採点と絞り込み(2週目): AI適性5基準で採点し、月の工数が大きい順に3件を選びます。
  4. 報告会(2週目末): 60分で、経営者に診断書をお渡しします。

たとえば営業日報、請求書の照合、会議の議事録のように、毎週くり返す仕事が候補になります(説明のための例です)。流れの詳細は、AI導入支援の流れ(5ステップ)にまとめています。

導入でつまずく点と、その対策

つまずきは、たいてい「決める人がいない」「測っていない」「高すぎて止まる」の三つです。どれも、始める前に手を打てます。

どの仕事から始めるか、社内で決められない

営業日報か、請求書か、議事録か。判断できる人がいないまま、検討だけが続きます。対策は、業務を書き出して点数で並べることです。並べると、話し合いが早く終わります。

使い始めたのに、効果を説明できない

研修の満足度は高いのに、翌月には元のやり方に戻っている。時間を測っていなければ、経営会議で答えようがありません。始める前に、対象業務の所要時間を測っておきます。

見積もりが高く、稟議の前に止まる

内訳の分からない見積もりは、社内で比べられません。料金を公開している支援会社を選ぶか、項目と単価の内訳を出してもらいましょう。

よくある質問

AI導入支援は、何から頼めばいいですか。

どの業務にAIが効くかを決める「診断」からをおすすめします。研修やツール選びは、対象の業務が決まってからのほうが無駄がありません。当社の診断は2週間・15万円で、診断だけのご利用もできます。

相談したら、契約を迫られませんか。

迫りません。1時間の相談の中で「AIの導入は必要ありません」とお伝えすることもあります。診断のあとに提案が不要なら、診断料15万円で完了です。

社内のデータを渡すのが心配です。

診断では、本番のシステムに接続しません。棚卸しシートとヒアリングだけで進めます。NDA(秘密保持契約)は、診断の前に結びます。

まとめ

AI導入支援で最初に頼むべきは、どの仕事にAIが効くかを決めることです。そこが決まれば、研修・顧問・開発のうち何が要るかは自然に見えてきます。サービスごとの内容と料金は、AI導入支援サービス一覧(研修・顧問・診断・開発)で確かめられます。

AIコンサルティング全体の考え方は、AIコンサルティングとは(中小企業向けの解説)にまとめました。診断の中身は、2週間・15万円のAI活用ライト診断で詳しく説明しています。

1時間、御社の仕事の話を聞かせてください。AIが合わないと分かったら、その場でそうお伝えします。

オンライン・契約のお願いはしません

監修: KSKパートナーズ株式会社 代表取締役 千葉 圭介 / 更新日: 2026-09-29

この記事はAIが下書きを作成し、代表取締役 千葉 圭介が事実確認と加筆を行っています。