Nottaの導入手順と料金

Nottaの導入手順と料金|議事録・文字起こしのAIツール

会議が終わるたびに、誰か一人が議事録を打ち直している。Nottaは、日本語の会議や商談の録音から議事録の下書きを作るAIツールで、情報システム部門がなくても導入できます。

料金は無料プランの0円から、実務なら年額14,220円(税込・1人)からです。KSKパートナーズ株式会社は、中小企業のAIコンサルティング会社(AI導入の診断・研修・顧問・開発)です。このページでは、Nottaの公式情報と利用者の声を、料金・稟議・導入手順の順に整理しました。

最終確認日: 2026-09-06 / 当社は、まだNottaを自社の業務に導入していません。

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結論:誰に向き、誰には向かず、最低いくらからか

向くのは、日本語の会議を議事録にしたい会社です。向かないのは、発言を学習に一切使われたくない会社です。最低額は、年額14,220円です。

向く会社

日本語の会議や商談を録音して、議事録の下書きを作りたい会社です。総務のご担当者お一人で、契約から配布まで進められます。

向かない会社

発言データをAIの学習に一切使われたくない会社です。「AI学習オフ」を選べるのはビジネスPlusとエンタープライズだけで、SAML SSOもエンタープライズ限定です。

最低額

Nottaの無料プランは0円(月120分・1回3分まで)、実務なら年額プレミアム14,220円(税込・1人)からです。2026-09-06時点で、公式サイトを確認しています。

この業務に使えます/この会議には使わないでください

日本語の社内会議、商談の記録、インタビューには向きます。未公開の財務やM&A、健康情報や人事処分の面談、用語が意味を左右する会議には向きません。

使える業務

  • 日本語が中心の社内会議。議事録を誰かお一人が手で打ち続けている会社では、効果が出やすいと考えられます。
  • 営業の商談記録、リサーチのインタビュー、士業の相談記録。
  • 同意を得たうえでの採用面談。
  • 地方拠点とオンラインでつなぐ会議。

使わない会議

  • 未公開の財務情報や、M&A案件を扱う会議。
  • 個人の健康情報や、人事上の処分に関わる面談。
  • 守秘義務契約で、データの海外移転や第三者提供が制限されている案件。
  • 専門用語と固有名詞が意味を左右する会議(設計レビュー、医療、法務の詳細検討)。

用語が意味を左右する会議では、文字起こしをそのまま議事録にはできません。人が直す工程を、最初から見込んでおいてください。

料金は、10人で年142,200円(プレミアム)か300,960円(ビジネス)です

差額は、年158,760円です。差は、文字起こし時間の拡張と、メンバー管理・IP制限・外部連携です。

公式の年額表示(税込)から、単純に計算しました。

プラン10人で1年計算のもとになる金額
プレミアム年 ¥142,200¥14,220 × 10人
ビジネス年 ¥300,960¥30,096 × 10人
差額年 ¥158,760文字起こし時間の月1,800分から無制限への拡張と、メンバー管理・IP制限・Zapier等の外部連携

税込・2026-09-06時点の公式サイトの年額表示から計算

数字について、注意が一つあります。ビジネスのインポート200個/月とAI要約200回/月は「1アカウントあたり」の表記で、10人分の合計ではありません。

年払いは40%OFFになります。ただ、1年間使い続ける見通しが立たないうちは、月額で2〜3か月運用してから年払いに切り替えるほうが現実的です。

稟議で聞かれる5つの質問と答え

稟議でまず問われるのは、発言がAIの学習に使われるかどうかです。Nottaで「AI学習オフ」を選べるのはビジネスPlusとエンタープライズのみで、操作手順は公開されていません。2026-09-06時点で、公式サイトを確認しています。

01 入力データは、AIの学習に使われるか

使われる場合があります。公式ヘルプには、音声認識エンジンの提供元がランダムに抽出したデータを学習に使う場合がある、と書かれています。顧客名や未公開の数字が飛び交う会議でお使いになるなら、通常のビジネスプランでは承認されない可能性があります。

社内データをAIに読ませてよいかのよくある質問 →

02 データは、どこの国に置かれるか

「バックアップデータを国内のデータセンターで保存」との記載はあります。それ以外の本番データの保管リージョンは、公式サイトに明記を見つけられませんでした。国内保管が要件なら、契約前に書面で確認してください。

03 第三者認証は取得しているか

取得しています。Nottaは、ISO 27001、SOC 2 Type1(2022年9月29日)、SOC 2 Type2(2023年2月12日)を取得済みと明記しています。2026-09-06時点で、公式サイトを確認しています。HIPAA、GDPR、APPI、CCPAへの準拠も記載があります。認証の面は、このツールの強い部分です。

04 SSOと権限管理は、どうなっているか

SAML SSOはエンタープライズのみです。メンバー管理とIP制限は、ビジネス以上のプランで使えます。10人規模でSSOが必須なら、エンタープライズの価格は個別のご相談になります。

05 契約形態は、どうなっているか

1アカウント単位のサブスクリプションで、年払いは自動更新です。契約時に「解約の締め日」と「どの画面から解約するか」を、担当者の間で共有しておいてください。契約経路(Web直販かアプリストア経由か)で解約の手順が変わる点も、複数の記事が指摘していました。

基本情報(提供元・料金・認証・データの扱い)

公式サイトで確認できたことと、見つけられなかったことを分けて載せます。

項目内容
提供元Notta株式会社(2022年5月25日設立/代表 Ryan Zhang)
本社の国日本(東京都千代田区神田神保町1-13 J.NODE神保町4階)
公式URLhttps://www.notta.ai/
料金体系1アカウント(1人)ごとの月額/年額(年払いで40%OFF)
最低価格プレミアム 年額 ¥14,220(税込・月換算 ¥1,185)/ビジネス 年額 ¥30,096(税込・月換算 ¥2,508)
無料枠¥0/文字起こし120分/月、1回の録音3分、インポート50個/月、AI要約10回/月
日本語UIあり/日本法人が運営し、管理画面もヘルプも日本語
日本語サポートあり(support.notta.ai/hc/ja)/エンタープライズはCSMのオンボーディング支援と専任エンジニアの伴走を案内
入力データの学習利用音声認識エンジンの提供元がランダム抽出したデータを学習に使う場合あり/「AI学習オフ」はビジネスPlusとエンタープライズで選択可/オフにする操作手順は公式に記載がなく、営業への問い合わせと案内
データ保管国「バックアップデータを国内のデータセンターで保存」と記載/本番データ全体の保管リージョンの明記は、公式サイトに見つけられませんでした
第三者認証ISO 27001(ISMS)/SOC 2 Type1(2022年9月29日)/SOC 2 Type2(2023年2月12日)/HIPAA・GDPR・APPI・CCPA準拠も明記
SSOSAML SSOはエンタープライズのみ/メンバー管理とIP制限はビジネス以上
API公式のプラン別機能一覧では汎用の公開APIを確認できませんでした/外部連携はZapier・HubSpot等のコネクタ経由(ビジネス以上)
最終確認日2026-09-06

補足が一つあります。プラン別機能一覧の表では、「監査ログ」が全プランで非対応と表示されています。一方、法人向けページでは、エンタープライズの機能として「操作ログ」が挙げられています。公式サイト内で表記が揃っていないため、監査ログを稟議の条件にするなら、契約前に営業へ直接確かめてください。

学習オフが必要か、どのプランで稟議を出すか、無料相談で一緒に決めます。

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使っている人の声:良い点は精度と時短、不満は固有名詞と話者の識別

評価が多いのは、日本語の文字起こしの精度と時短です。不満は、固有名詞の誤変換、話者の識別、価格、解約の手順に集まっています。

立場を先に記述します。個々のレビュー文は引用せず、実際に運用している方たちの投稿やレビューに共通して現れた点だけを書いています。

良い点

  • 日本語の会議音声を、そのままテキストにできる。G2(445件・平均4.2)とITreview(62件・平均4.0)の上位の肯定的キーワードは、「文字起こしの正確さ」「速さ」「操作が分かりやすい」。
  • 議事録づくりの時間が減り、会議中にメモを取らなくてよくなった。
  • カレンダー連携で、会議に自動で参加する。
  • スマートフォンアプリが使いやすい。

不満

  • 固有名詞と専門用語の誤変換。社内用語や業界用語は、人が読み直して直す前提になる。
  • 話者の識別。声の小さい方、早口の方、方言のある方が参加すると精度が落ちる。
  • 価格。G2の否定的キーワードの上位に「価格が高い」。無料枠は試用としても短いという声もある。
  • 自動更新と解約。「Nottaの解約方法」を単独のテーマにした解説が複数あるという事実そのものが、つまずく方の多さを示しています。

評価は、英語圏と日本語圏で割れています。日本語圏では、日本語の精度は実用的だという前提で、話者識別や専門用語の話に議論が進んでいます。比較相手としては、国内ではRimo Voice、海外ではOtter.aiが定番でした。

導入は、アカウント作成から配布まで6ステップです

最初に発話言語を日本語にし、録音通知バナーをオンにします。自動参加の許可リストと除外リストを決めてから、チームに配ります。

  1. アカウントを作成する

    「新規登録」から、Google、Microsoft、Apple、メールアドレスのいずれかで登録します。会社で使うなら、業務用のメールアドレスかMicrosoftアカウントにしてください。後でチーム契約に切り替えるとき、アカウントの帰属で困らずに済みます。

  2. 発話言語を先に設定する

    「詳細設定」から「言語設定」へ進み、「発話言語」を日本語にします。ここを飛ばすと、最初の録音が意図しない言語で処理され、やり直しになります。

  3. 音声ファイルで1本試す

    左メニューの「インポート」に、会議の録音ファイルをドラッグ&ドロップします。無料プランでも月50個まで取り込めます。この1本で、自社の会議音声がどの程度の精度で文字になるかが分かります。

  1. リアルタイムで録音する

    左メニューの「新規録音」から「録音開始」で始め、終わったら「停止」を押します。無料プランは、1回3分で録音が止まります。画面の音声は、「画面収録」、収録範囲の選択、「収録を開始」の順で拾えます。

  2. Web会議に自動で参加させる

    「Web会議の予定」で、連携するカレンダーを指定します。歯車アイコンから、Notta Botの詳細設定を開きます。「ボットの表示名」を自社の名乗りに変え、「Notta Botの録音通知バナーを表示」をオンにしてください。相手に断りなく録音するボットが会議に入る状態を、作らないためです。

    そのうえで「カレンダー予定への自動参加」をオンにします。Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexから、使うものを選んでください。「自動参加許可リスト」と「自動参加除外リスト」は、最初に設定してください。人事評価の面談や採用面接まで自動で録音される事故は、この二つのリストで防げます。

  3. チームに配布する

    メンバー管理は、ビジネス以上のプランの機能です。無料やプレミアムのまま配ると、個人アカウントが人数分バラバラに増えるだけです。退職時の引き継ぎや、権限の管理ができなくなります。

    社内への定着はAI研修で →

Nottaについてよくいただくご質問

無料プランだけで議事録の運用は回りますか。

月120分・1回3分という枠のため、常用は難しい設計です。1時間の会議を1本入れると、月の枠の半分が消えます。ファイルのインポートは月50個まで使えるので、自社の音声で精度を確かめる用途には足ります。

発言内容がAIの学習に使われるのを止められますか。

「AI学習オフ」を選べるのは、ビジネスPlusとエンタープライズです。通常のビジネスプラン以下では選べません。オフにする画面上の手順は公開されておらず、営業窓口への問い合わせが案内されています。

Zoom以外のWeb会議にも自動で参加できますか。

Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Webexの4つに対応しています。カレンダー連携の設定画面で、自動参加させるプラットフォームを選びます。録音されたくない会議は、最初に除外リストへ入れてください。

話者の名前は自動で入りますか。

話者を分けて記録する機能はあります。ただし、誰の発言かの割り当てが不正確になるという指摘が、日本語圏と英語圏の両方のレビューで複数ありました。参加者が多い会議ほど、後から人が直す前提でお考えください。

APIで社内システムとつなげますか。

公式のプラン別機能一覧では、汎用の公開APIを確認できませんでした。ZapierやHubSpotのコネクタ連携は、ビジネス以上のプランで用意されています。自社システムへの直結が要件なら、エンタープライズの個別開発サポートの範囲に入るかを営業に確認してください。

無料相談で、ツール選びを一緒に

議事録をどのツールで作るか、外に出せない会議をどうするかを、無料相談で一緒に整理します。

自社の会議で使えるかは、実際の音声で試すと差が分かります。専門用語や社名の多い会議ほど、公開されている精度とは差が出ます。KSKパートナーズのAI活用ライト診断は、15万円・2週間です。本番システムには接続せずに、業務の棚卸しとツールの判定を行います。外部のSaaSに音声を出せないという結論になれば、社内で完結する選択肢を一緒に検討します。

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